白紙の図書

図書館戦争の二次創作を誠に勝手ながら書いてます。。図書戦好きなあなた!!よかったら見ていってください。。

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ss『嫉妬と過保護』後編

こんばんわ~
予告通り今日は後編upです

19日で二学期が終了しました~
これでほとんど学校に行く機会はありませんね、・・・・普通わ。

うちの学校は何なんだ!!!
なんで英検と漢検を必ず取らなきゃならんのだ!!!
英検はまだわかるよ!?だけど漢検ってなんだ!理系なら受けるべきは数検だろ!

どーなってんだよ。学校の馬鹿!!アホ!

はーーーーーーー。これだけ言えば少しは落ち着いたかも


ということで、後編どうぞ~




堂郁:別冊Ⅰ恋人期間




「で?今に至るわけ」
「・・・うん」
「笠原~あんた本当に乙女ね。・・・ぷっ」
「柴崎!今あんた笑ったでしょ!!」
「だってこれ以上ないくらいにどうしようもない話だったんだもの」
「どうしようもないって!」
「だって本当のことでしょ?嫉妬する相手が女ならまだしもましてやあの手塚!あれは男よ!?正真正銘のお・と・こ!わかってる?」
「わかってるよ!男に嫉妬してるからこんなに悩んでるんじゃん!」
「そのまま堂上教官に言っちゃえばいいじゃない」
「言えない!言いたくない!言って嫌われたらあたし生きていけないもん!」
真っ赤になって一気に捲し立てるとハァ、ハァと息切れして抱きしめていたクッションにボスッと顔を沈めた。

この娘ったら・・・可愛すぎるわ。この乙女を悩ませるのはいつもあの王子様だが、向日葵のような笑顔にさせるのも悔しいながらあの人なのだ。
―――手がかかるんだから。
柴崎はジャージのポケットから携帯電話を取り出して乙女の悩める姿をパシャリと撮った。
「柴崎!?」
「うん?どうしのたの、乙女」
「どうしたのじゃない!あんた今写メで撮ったでしょ!しかも、乙女じゃない!」
「そうね、作品名は『悩める乙女』でどう?」
「いらん名前をつけるな!」
「あ、それ堂上教官にそっくり~」
ちょっと突っ込みを入れただけなのにそれだけで再び顔が真っ赤になっていく。
「似てないもん」
ブーッと頬を膨らませる辺りなどもう妙齢の女性とは思えないほどの幼さだ。
―――だけど、そこが可愛いのよね。
自分もこの子にたいがい甘いなと実感しつつも、目の前の乙女に最大の選択を突きつけた。

「この柴崎様の作品を今から誰かにメールします!」
「はっ!?冗談でしょ!?」
「あたしが冗談を言うと思ってるの?送ってほしくないのなら、ただちに堂上教官に現状報告をしてきなさい。『教官の手はあたしだけのものです!』って」
「だ、だから嫌だって!!」
「そ?だったらこれを教官に」
「わっわわ、ストップ!すとーーーーーーっぷ!!!!!」
「あら、報告してくる気になった?」
「なった、なったわよ、なりましたとも!!電話します!話してきます!!」
やけになったらこっちのもんだ!という勢いで郁は堂上に電話した。
コールの一回目で本人が出た。

『・・・もしもし』
「もしもし、笠原です」
『何だ』
「教官、今どこにいますか?」
『自室で小牧たちと飲んでる』
「少し話したいことがあるんですけど、今大丈夫ですか?」
『ああ、大丈夫だ。5分後、共有スペースに来い』
「はい」

堂上の声はアルコールが入っているせいなのか少しだけ拗ねているように聞こえた。
やっぱりさっきの態度を取ったからかな・・・?

だが、考えてても仕方がない!と思い手櫛で髪を整えて部屋を飛び出た。

「いってらっしゃ~い」と友人の見送りの声も届かないまま。






共有スペースに行くとすでにそこにはソファーに座っている堂上がいた。
まだ消灯前だが共有スペースには人気が全くない。

「お待たせしました」
「今来たところだ、気にするな」
本題に入る前にそうだ、と思い出したことがあったので聞いてみる。
「小牧教官たちと外に飲みに行く予定だったんじゃないんですか?」
予想外のことを聞かれたのか堂上の眉間に皺がグッと寄る。やっぱり怒ってる?と不安を抱きながら堂上の返答を待っていると、少し言いずらそうに話し出した。
「お前がいないから、だったらいつも通りに俺の部屋で飲めばいいかって話になったんだ」
「え?あたし?」
「お前、随分前だが堂上班なのにいつも自分だけ仲間はずれみたいで嫌だ!て言ってただろ?だから今日はよく頑張ったし、堂上班で飲みに行くかって思ってたんだがな・・・」
「頑張ったって、教官怒ったじゃないですか!あの時!」
「あたり前だ!たいした高さじゃないのはわかっているがな、自分の大切な部下が怪我してたかもしれないんだ。怒って当然だ」
「あ、あたしはそんなに頼りないですか!?」
はぁ、と堂上が溜息をついた。
「そんな顔するな」
言われて気がついたがもうすでに目から涙がこぼれていた。
「だって」
堂上が右手の親指の腹で郁の涙をぬぐうと少しふて腐れたように話し出した。
「小牧にも言われたよ、少し過保護すぎるって」

『部下としての笠原さんは新人の頃とは比べものにならないよ。もう少し余裕を持った方がいいんじゃない?』

「余裕?」
「そうだ。俺は余裕がないらしい」
「そ、そんな!教官はいつも驚くくらい冷静だし、余裕がないだなんて!」
「いや、小牧が言いたいのはそういうことじゃない。部下としてお前を見てるなら余裕は十分ある。だけどな、」

お前は俺の彼女なんだ。だから、必要以上に過保護になる。

顔を真っ赤にさせて言った堂上は少年のようにかわいかった。
「これからもいっぱい怒られそうですね、あたし」
「俺の心は繊細なんだ、善処してくれよ」
「もう!またそういうこと言う!!」
堂上の肩を叩こうとした左腕を見事に堂上に押さえられてしまった。左腕を捕まれたまま
堂上は真剣な顔つきで郁に聞いてきた。
「で、話ってなんだ?」
「えっと」
「さっき怒られたことで機嫌が悪かったんじゃないんだろ?見たところ。手塚がどうとか言ってたしな」
「わ、笑わないでくださいね」
「ああ」
「あたし、手塚に嫉妬してたんです」
郁はチラッとみて堂上の様子を確認したが、堂上は笑うどころか目を見開いていた。
「だって、堂上教官あたしには頭にポンッてしてくれなかったのに、手塚にしてたからそれでムカッとしちゃって。でも手塚に嫉妬してるなんてばれたら堂上教官あきれて愛想尽かされちゃうと思って。・・・だからあんなにひどい態度取っちゃったんです。ごめんなさい」
「お前な・・・・」
―――どうしよ、リアルに愛想尽かされた!?
「馬鹿、むしろ逆だ」
え?と聞き返そうとしたときにはもう堂上の胸の中に閉じこめられていた。
「教官?」
「あんまりかわいいこと言ってくれるな、危うく場所を忘れて手を出しそうだ」
「かわいいなんて!」
「自分の彼女がそこまで思ってくれてるんだ。男冥利につきるってもんだろ」
じゃあ・・・と自信なさげに郁が言う。
「こんなに独占欲強い彼女でいいんですか?」
「それより、過保護すぎる彼氏でも平気か?」
「望むところです!!」
「じゃあ俺も望むところだ」
そういうと二人はしばらく見つめ合い、クスクスと笑っていた。


そろそろ消灯時間になるということでそれぞれの部屋に戻ろうとしたところで郁が堂上に珍しく我が儘を言った。




『頭にポンッてやるのはあたしだけにしてください』と。




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